・アラサーも歩けばりぼんグッズに当たる

このところ、犬も歩けば棒に当たる勢いでりぼんグッズと遭遇する私(筆者)。しかも、予期せぬタイミング・予期せぬ場所で。ある日、私がボケ~っと買い物をしながら、ふとガチャガチャコーナーの一角を通過すると……、『ふろくカタログ』の時同様、またもや私の視センサーが、視界約120度の片隅に捉えた りぼんグッズに即座に反応。警報だ‼︎

・在りし日の250万乙女のハートにロックオン


乙女のハートに響く緊急警報に、私は瞬時に足を止めるや、そのままバック。2歩、3歩さかのぼった目の前にそびえるは、ジャンボカードダスマシーン。ディスプレイには、『天ない』、『こどちゃ』、『ママレード』、『チャチャ』に、『姫ちゃん』のクリアファイル画像! はいキタ、そのメンツ。もはや間違いのないゴールデンメンバーが勢ぞろいしていたのだ。

・素通りという選択肢ナシ

──「こりゃ、いかん。両替せんと」。もはや、素通りするという選択肢はなかった。1回200円×8回の計1600円。迷うことなく両替機へ一直線。2枚の千円札を20個の100円へと交換した私はマシーンの前へと向かい、200円を投入 → レバーを回す そんな動作を機械のごとく4回繰り返したところで、異変が起きた。

・レバーが回らない

ジャンボカードダスマシーンに対し、私自身もいち “機械” として平等の立場で向き合ってきたにもかかわらず、マシーン側が突如(とつじょ)心を閉ざしたかのように、動きを止めてしまったのである。レバーを回す手応えがニブく、いくら回しても中身が出てこない。

・ガチャマシーン壊れた

お店の人に助けを求め、鍵でガチャガチャとマシーンを開けると、お店のオバチャンは一言。「壊れちゃったわァ」。──えぇぇぇぇぇ‼︎ なんで! なんで……‼︎ そんなに強引に回していないのに……! 私が壊してしまったのだろうか……、「オバチャン、ごめんなさい……(泣)」

子供のように私がションボリしていると、「この機械調子悪いのよね~」とオバチャン。そして、メカ知識があまりないのか、力技で何箇所かを押したり引っぱったりと、あまり正しくなさそうな対処法をいくつか試みた後、「ダメだわ。ごめんねぇ」と、諦めてしまったオバチャンは、お金を返金すると再びガチャガチャと鍵を閉めてしまった……。

・諦められない

待っておくれよ……! そう簡単に諦められないのよ! 今回も、8回まわせば全種そろうのかな? と検証もしたいし、何より全種類欲しいのよ‼︎ ダメ元で、オバチャンに「すみません……、もし可能なら、800円お支払いしますので、あと4枚を手動でいただけませんか?」とたずねてみた。

すると、「あ、いいわよ!」といって半ば強引に手を突っ込み、「あらヤダ~っ‼︎ ごめん、ちょっと折れちゃうかも!」などと、ドキッとするような言葉も発しつつ、数枚を掴み出してくれたオバチャン。そして、「あ、ちょうど残り4枚だったみたい! これで全部だわ!」といって笑顔で手渡そうとしたオバチャンだが……

・オバチャンの反乱

引き出した通りにそのままの順番で手渡してくれれば、何がどういう順番で出てきたのかもわかる。できればそうして欲しかったのだが、オバチャンはおそらくA型なのだろう。特有の几帳面さが顔を出してしまったのか……!?

「いや~、よかったわ~!」と言いながら中身を確認するオバチャン。そして、ちぐはぐに入っていた中身の向きを整えつつ、なぜか順番をシャッフルし始めたのだ。えッ! なにすんだよオバチャンっ‼︎(泣笑)

・結果オーライ

最後の最後にオバチャンの奇行という予期せぬアクシデントこそあったが、ともかく無事に8枚ゲットできたのでホッと一安心。中身を確認すると……。残念ながら、『姫ちゃん(最終巻)』の図柄だけなく、代わりに “りぼんマスコットコミックス柄” が2枚……という結果になった。

ともあれ、順番はさておきマシーンに残っていた8枚を入手した。ゆえに、今回は、種類の数だけまわせばコンプリートできるとは限らないという結果を得たことになり、貴重で興味深い結果だった。オバチャンは親切でおちゃめ。景品も、眺めているだけでシアワセになってしまう懐かしさと可愛らしさ。やっぱりアタイ、りぼんっ子でよかった!

参考リンク:BANDAI『ガシャポンワールド』